rmdir

ディレクトリを削除します。但し、ディレクトリが空でなければ削除できません。

空ではないディレクトリを削除するには、「rm」コマンド(オプション：-r)を使用してください。

書式

rmdir [オプション ･･･] ディレクトリ名 [ディレクトリ名2 ･･･] 

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オプション

オプション名	説明
--ignore-fail-on-non-empty	ディレクトリが空の場合のエラーを表示しません。(ディレクトリは削除されません。)
-p, --parents	指定したディレクトリ配下のディレクトリも削除します。
-v, --verbose	経過を表示します。
--help	使用方法を表示します。
--version	バージョン情報を表示します。

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実行例

ディレクトリ「sampledir01」(ファイル「SampleText01.txt」を内包しているディレクトリ「sampledir01」があるものとします。)を削除します。

1. ディレクトリ「sampledir01」とその中身を確認します。
2. ディレクトリ「sampledir01」を削除します。(空ではないので削除できません。)
3. ファイル「SampleText01.txt」を削除します。
4. ディレクトリ「sampledir01」を削除します。
5. ディレクトリ「sampledir01」が削除されているのを確認します。

実行結果

$ ls -R [Enter]
.:
smpledir01/

./smpledir01:
SampleText01.txt
$ rmdir sampledir01/ [Enter]
rmdir: sampledir01/: ディレクトリは空ではありません
$ rm sampledir01/SampleText01.txt [Enter]
$ rmdir sampledir01/ [Enter]
$ ls sampledir01 [Enter]
/bin/ls: sampledir01: そのようなファイルやディレクトリはありません
        

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