grpconv

シャドウグループの有効化や更新を行います。


書式

grpconv

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実行例

シャドウグループを有効化します。

  1. グループ(「samplegroup01」)のパスワード記述箇所に、実際のパスワード(暗号化されている)が記述されていること確認します。
  2. シャドウグループ(/etc/gshadow)が存在しないことを確認します。
  3. 「grpconv」コマンドでシャドウグループを有効にします。
  4. グループ(「samplegroup01」)のパスワード記述箇所が「x」に置き換わっているのを確認します。
  5. シャドウグループ(/etc/gshadow)が作成されているを確認します。

実行結果

# cat /etc/group|grep samplegroup01 [Enter]
samplegroup01:iA2tohLGXrSTQ:501:sampleuser01  ←パスワード記述箇所にパスワード(暗号化されている)が記述されています。
# ls /etc/gshadow [Enter]
/bin/ls: /etc/gshadow: そのようなファイルやディレクトリはありません
# grpconv [Enter]
# cat /etc/group|grep samplegroup01 [Enter]
samplegroup01:x:501:sampleuser01  ←パスワード記述箇所は「x」に置き換わっています。
# ls /etc/gshadow [Enter]
/etc/gshadow  ←「gshadow」ファイルが作成されています。
        

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