df

マウントされている全てのドライブの使用状況を表示します。ファイルを指定した場合は、そのファイルが含まれるファイルシステムのドライブ使用状況を表示します。


書式

df [オプション ・・・] [ファイル名 ・・・]

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オプション

オプション名 説明
-a, --all サイズが0のファイルシステムや種別が「auto」「ignore」となっているファイルシステムも表示します。
-h, --human-readable M(メガ)やk(キロ)といった記号を付けて表示します。このオプションを指定した場合、M(メガ)は2の20乗、k(キロ)は2の10乗となります。
-i, --inodes inode(ファイル・ディレクトリの情報が記述されています。管理のために使用されます。)の使用状況を表示します。
-k, --kilobytes キロバイト単位で表示します。
-l, --local リモートファイルシステムの表示を行いません。
-m, --megabytes メガバイト単位で表示します。
-t ファイルシステム種別,
--type=ファイルシステム種別
指定した種別のファイルシステムのみ表示します。
-v このオプションは無効です。互換性維持のために残されています。
-x ファイルシステム種別,
--exclude-type=ファイルシステム種別
指定した種別のファイルシステムを表示しません。
-H, --si 国際単位系に従いサイズの表示を行います。M(メガ)は10の6乗、k(キロ)は10の3乗となります。
-P, --portability 表示をPOSIX出力形式に従い行います。
-T, --print-type ファイルシステム種別を表示します。
--block-size=サイズ 1ブロックのサイズを指定します。
--no-sync サイズを計測する前にバッファのデータをディスクに反映させません。
--sync サイズを計測する前にバッファのデータをディスクに反映させます。
--help 使用方法を表示します。
--version バージョン情報を表示します。
-- オプションの記述の終了を宣言します。これ以降に-で始まる文字列があっても、オプションとして解釈されません。このオプションを使用することにより「-SampleDir01」等の「-」で始まるファイルを指定することが出来ます。

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実行例

指定したファイル(「SampleText01.txt」を含むファイルシステムが存在するものとします。)を含むファイルシステムの使用状態を確認します。


実行結果

$ df -h SampleText01.txt [Enter]
ファイルシステム    サイズ  使用  残り 使用% マウント位置
/dev/sda2              73G  8.6G   61G  13% /
        

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