usermod

ユーザ情報を更新します。このコマンドは管理者権限を持ったユーザのみ行えます。


書式

usermod [オプション ・・・] ユーザ名

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オプション

オプション名 説明
-c コメント パスワードファイルのコメントを設定します。
-d IT専科TOPディレクトリ 新しいログインディレクトリを指定します。
-e 期限 ユーザの使用期限を設定します。形式は「YYYY-MM-DD」で指定します。
-f 猶予期間 パスワードの使用期限切れからユーザアカウントの使用不能になるまでの日数を指定します。
-g 初期グループ ログイン時の初期グループを設定します。
-G グループ名, [グループ名2, ・・・] ユーザが属する補助グループのリストを指定します。
-l ログイン名 ログイン名を指定します。
-p パスワード パスワードを指定します。
-s シェル ログインシェルを指定します。
-u ユーザID ユーザID番号を指定します。
-L パスワードを無効にします。
-U パスワードを有効にします。

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実行例

ユーザ(「sampleuser01」があるものとします。)の使用期限を変更します。

  1. ユーザ「sampleuser01」の使用期限を変更します。
  2. ユーザ情報のアカウント使用期限を確認します。

実行結果

# usermod -e 2008-05-09 sampleuser01  [Enter]
# chage -l sampleuser01  [Enter]
最終パスワード変更日                            : 5月 08, 2008
パスワード期限:                                 : なし
パスワード無効化中                              : なし
アカウント期限切れ                              : 5月 09, 2008
パスワードが変更できるまでの最短日数            : 0
パスワードを変更しなくてよい最長日数            : 99999
パスワード期限が切れる前に警告される日数        : 7
        

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