line-break

InternetExplorer独自のプロパティで、禁則処理(代表的なものでは行頭の『。』や『、』、『ぁ』、『っ』等を回避するなど。)の制御を、行うか否かを指定します。

※一般的なブラウザーでは、このプロパティを指定しなくても、句読点(『。』、『、』など)は文頭にならないように制御されているようです。

ブラウザ

IE5 / IE5.5 / IE6

書式

要素[.class名][#id名]{ line-break : 値; }

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指定できる値

値	初期値	意味
normal	○	禁則処理を行いません。
strict		禁則処理を行います。

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サンプル

ソースコード

<html>
  <head>
    <title>サンプルコード</title>
    <style type="text/css">
      #sample1 {
        line-break : normal;
        border : 1px solid #999999;
      }
      #sample2 {
        line-break : strict;
        border : 1px solid #999999;
      }
    </style>
  </head>
  <body>
    <p>ウィンドウの幅を変化させて比較してみてください。</p>
    <p>「strict」を指定したとき、「ぁ」、「っ」、「ゃ」などが文頭にならない様になっています。</p>
    <div id="sample1">
    line-breakサンプル<br>
    昔々、あるところにおじいさんと、おばあさんが住んでおったそうな。
    ある日のこといつもどおりに、おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川に洗濯をしにいきました。
    おばあさんは洗濯物を「よいせ」と川へ持って行き洗濯をし始めたところ、
    川上から大きな桃がどんぶらこ～、どんぶらこ～と流れてきました。
    おばあさんは「なんと大きな桃じゃぁ」と驚きましたが、おじいさんと一緒に食べようと家へ持って帰りました。
    家路に着いたおじいさんもびっくり仰天。
    二人は早速桃を食べようと、包丁で「ズバッ」と切ったと同時に、中から元気な男の子が現れました。
    </div>
    <br>
    <div id="sample2">
    line-breakサンプル<br>
    昔々、あるところにおじいさんと、おばあさんが住んでおったそうな。
    ある日のこといつもどおりに、おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川に洗濯をしにいきました。
    おばあさんは洗濯物を「よいせ」と川へ持って行き洗濯をし始めたところ、
    川上から大きな桃がどんぶらこ～、どんぶらこ～と流れてきました。
    おばあさんは「なんと大きな桃じゃぁ」と驚きましたが、おじいさんと一緒に食べようと家へ持って帰りました。
    家路に着いたおじいさんもびっくり仰天。
    二人は早速桃を食べようと、包丁で「ズバッ」と切ったと同時に、中から元気な男の子が現れました。
    </div>
  </body>
</html>

表示結果