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Hello World - 環境の準備 -

まず始めにCプログラミングの環境構築を行い、次にC言語のバイブル「プログラミング言語C」(The C Programming Language)で紹介された最も有名なプログラム「Hello World」のコーディングとその動作確認をしてみたいと思います。


環境構築

ここでは次のOS及びCコンパイラを使用します。各サイトにてダウンロード及びインストールを行ってください。


・Windows(Windows XP Professional SP2)用

Borland C++ Compiler 5.5.1

・Linux(Vine Linux 3.2)用

gcc3.3.2(Vine Linux 3.2のパッケージに含まれていますが、GNUのサイトからも入手できます。)

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コーディング

「Hello World」出力プログラムは次のようになります。


ソースコード

・ファイル名:sample0101.c

 1 : #include <stdio.h>
 2 : int main() {
 3 :     printf("Hello World");
 4 :     return 0;
 5 : }

※実際のソースには行数は入りません。


それでは見ていきます。


・1行目

C言語ではなにかしらの処理を行うときは関数を使用します。そのとき使用する関数について定義されているファイルを指定するのが「#include」命令です。(特に「#~」の書式のものはプリプロセッサと呼びます。)ここでは「stdio.h」ファイルを指定していますが、これによりprintf関数が使用できるようになります。

「#include」命令の書式は次の通りです。

#include <ファイル名> : Cコンパイラに用意されている標準関数のとき
又は
#include "ファイル名" : 自作関数のとき

・3行目

ここからプログラムは始まります。C言語では関数のうち「main()」関数が処理の始めとして定義されています。

関数の書式は次のようになります。

戻り値の型 関数名(引数) {
  処理;
}

・5行目

「printf」関数は引数の「"」(ダブルコーテーション)に囲まれた文字列を標準出力します。

書式は次の通りです。

printf("出力文字列");

・7行目

「return」で処理結果を関数の予備元に返します。メイン処理においては特に返す値はありませんが、「main」関数は戻り値がint型になっていますので値「0」を返しています。


コンパイル

次の手順でソースのコンパイルを行います。


1.コンソール画面を表示しsample0101.cファイルを保存したフォルダー(ここではC:\dev\c)に移動します。

C:\>c: [Enter]

C:\>cd \dev\c [Enter]

C:\dev\c>dir [Enter]
 ドライブ C のボリューム ラベルは Local Disk です
 ボリューム シリアル番号は 0007-2C47 です

 C:\dev\c のディレクトリ

2006/12/18  18:41       <DIR>          .
2006/12/18  18:41       <DIR>          ..
2006/12/18  17:27                   86 sample0101.c
               1 個のファイル                  86 バイト
               2 個のディレクトリ  10,759,647,232 バイトの空き領域
        

2.次に「bcc32」コマンドを使ってsample0101.cファイルをコンパイルします。

C:\dev\c>bcc32 sample0101.c [Enter]
Borland C++ 5.5.1 for Win32 Copyright (c) 1993, 2000 Borland
sample0101.c:
Turbo Incremental Link 5.00 Copyright (c) 1997, 2000 Borland
        

上記のようなメッセージが表示されて、C:\dev\cフォルダーに次のファイルが追加されていれば成功です。

C:\dev\c>dir [Enter]
 ドライブ E のボリューム ラベルは Local Disk です
 ボリューム シリアル番号は 0007-2C47 です

 C:\dev\c のディレクトリ

2006/12/18  18:50       <DIR>          .
2006/12/18  18:50       <DIR>          ..
2006/12/18  17:27                   80 sample0101.c
2006/12/18  18:50               52,224 sample0101.exe
2006/12/18  18:50                  483 sample0101.obj
2006/12/18  18:50              393,216 sample0101.tds
               4 個のファイル             446,003 バイト
               2 個のディレクトリ  10,759,196,672 バイトの空き領域
        

動作確認

それでは「Hello World出力プログラム」(sample0101.exe)を実行します!。

C:\dev\c>sample0101.exe [Enter]
Hello World
C:\dev\c>
        

いかがだったでしょうか、「Hello World」が表示されれば成功です。

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コメント

C言語のソースにコメントを記述するには次のようになります。


・1行コメント(「//」を使用)

#include <stdio.h>
int main() {
    printf("Hello World"); //1行のコメントはこのように記述します。
    return 0;
}

※但しこの書き方は、ANSI C(C89)規格ではありません。


・複数行コメント(「/* ~ */」を使用)

#include <stdio.h>
int main() {
    /*  複数行のコメントは
    このように記述します。*/
    printf("Hello World");
    return 0;
}

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